10年後の愛しの君へ
2008-09-22(Mon)
第二章 宣告(ママ編) ページ42
先生が、お兄ちゃんの事をパパにも説明したいと…「病院に着きしだい、お二人に話したいと思いますので、連絡の方お願いします」と…この状況をパパに、どう話せばいいのか…受話器を持つ手が震えていた。「しっかりしないと…ちゃんと伝えないと!」自分に言い聞かせながら、なんとかパパに電話をして、お兄ちゃんの事を話した。何をどうに話したのか動揺していたので覚えていないが、パパに言われた事は覚えている。「生きるも死ぬも運命なんだから、その時は何も気にしないで、1人で帰ってくればいいよ」と…取り乱していた私への精一杯の言葉だったと思う。パパは「急いで病院に向かうから、それまで頼むな!」と言って電話を切った。パパと話した事で、気持ちも少し落ち着き、お兄ちゃんの寝ている病室に向かった。中に入ると、ベットの横で母が泣いていた。買い物をして病院に戻ってきたら、お兄ちゃんも私もいなく、看護婦さんに聞いたと…「まさか、お兄ちゃんがこんな状態になるなんて…生まれて1ヶ月半で…痛い思いばかりして、かわいそうに…」と泣き崩れる母。その時父は、誰もいないトイレで一人泣いていたと…何年か経ち、母から聞いた。



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先生が、お兄ちゃんの事をパパにも説明したいと…「病院に着きしだい、お二人に話したいと思いますので、連絡の方お願いします」と…この状況をパパに、どう話せばいいのか…受話器を持つ手が震えていた。「しっかりしないと…ちゃんと伝えないと!」自分に言い聞かせながら、なんとかパパに電話をして、お兄ちゃんの事を話した。何をどうに話したのか動揺していたので覚えていないが、パパに言われた事は覚えている。「生きるも死ぬも運命なんだから、その時は何も気にしないで、1人で帰ってくればいいよ」と…取り乱していた私への精一杯の言葉だったと思う。パパは「急いで病院に向かうから、それまで頼むな!」と言って電話を切った。パパと話した事で、気持ちも少し落ち着き、お兄ちゃんの寝ている病室に向かった。中に入ると、ベットの横で母が泣いていた。買い物をして病院に戻ってきたら、お兄ちゃんも私もいなく、看護婦さんに聞いたと…「まさか、お兄ちゃんがこんな状態になるなんて…生まれて1ヶ月半で…痛い思いばかりして、かわいそうに…」と泣き崩れる母。その時父は、誰もいないトイレで一人泣いていたと…何年か経ち、母から聞いた。


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