10年後の愛しの君へ
2008-10-09(Thu)
第三章 別世界(ママ編) ページ53
相変わらず、状態の変わらない我が子…でもママは、ちょっとだけ、前より強くなったのかなぁ〜。何故か不思議と、泣いたり、落ち込んだり、くよくよ悩まなくなったような気がする。今日は今日、明日は明日、過ぎた日の事をいつまでも思っていても、その日に戻るわけでもなく……無駄なエネルギーだと自分に言い聞かせていたのかもしれない……「きっと、お兄ちゃんは大丈夫!生まれたばかりなのに、死んじゃう訳がない!そんなこと、絶対あるわけない!」とママは諦めていなかった……何日かたって、いつものように、一人で寝ている私の所に、看護婦さんがきた。夜中の何時ぐらいだったんだろう?はっきりと思い出せないが、みんな寝ている時間だったので、看護婦さんは静かな声で「お母さん!お兄ちゃんが小さな声ですけど、泣いてるので見に来ますか?」と…ママは寝起きだったで、夢なのか現実なのか……頭が回らず固まっていた。が何度も何度も「お母さん!」と呼ぶので……あわてて飛び起きた。看護婦さんに起こされるのは、これで二度目!急いで、お兄ちゃんの様子を見に行った。



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相変わらず、状態の変わらない我が子…でもママは、ちょっとだけ、前より強くなったのかなぁ〜。何故か不思議と、泣いたり、落ち込んだり、くよくよ悩まなくなったような気がする。今日は今日、明日は明日、過ぎた日の事をいつまでも思っていても、その日に戻るわけでもなく……無駄なエネルギーだと自分に言い聞かせていたのかもしれない……「きっと、お兄ちゃんは大丈夫!生まれたばかりなのに、死んじゃう訳がない!そんなこと、絶対あるわけない!」とママは諦めていなかった……何日かたって、いつものように、一人で寝ている私の所に、看護婦さんがきた。夜中の何時ぐらいだったんだろう?はっきりと思い出せないが、みんな寝ている時間だったので、看護婦さんは静かな声で「お母さん!お兄ちゃんが小さな声ですけど、泣いてるので見に来ますか?」と…ママは寝起きだったで、夢なのか現実なのか……頭が回らず固まっていた。が何度も何度も「お母さん!」と呼ぶので……あわてて飛び起きた。看護婦さんに起こされるのは、これで二度目!急いで、お兄ちゃんの様子を見に行った。


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