10年後の愛しの君へ
2008-10-14(Tue)
第三章 別世界(ママ編) ページ55
その日の朝、看護婦さんに呼ばれ「先生が、お母さんに話したい事があるそうなので、よろしいですか?」と…また体に緊張が走った。今度は何を言われるのかと……先生は「お兄ちゃんの今後の治療は、小児外科の範囲ではなく、小児科での治療になりますので、ベットができしだい移動ということで、お願いしたいんですが……」と……ママは「分かりました。移動できるように、荷物をまとめておきます…」とは言ったものの、気持ちが追いついていかなかった。頭の中では「夜中に、お兄ちゃんが泣けるようになったよぉ〜!」って父や母、パパに教えて、誰もが、みんなが喜ぶ声を想像していたから……現実は喜んでる場合じゃないんだねぇ〜。お兄ちゃんは、これからが大変で……パパとママと3人で乗り越えて行かないとなんだよねぇ〜。この時の私は、この先、お兄ちゃんに何が起きるのか……どんなことが待っているかなんて、分かるはずもなく……その日、その日を生きていた。



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その日の朝、看護婦さんに呼ばれ「先生が、お母さんに話したい事があるそうなので、よろしいですか?」と…また体に緊張が走った。今度は何を言われるのかと……先生は「お兄ちゃんの今後の治療は、小児外科の範囲ではなく、小児科での治療になりますので、ベットができしだい移動ということで、お願いしたいんですが……」と……ママは「分かりました。移動できるように、荷物をまとめておきます…」とは言ったものの、気持ちが追いついていかなかった。頭の中では「夜中に、お兄ちゃんが泣けるようになったよぉ〜!」って父や母、パパに教えて、誰もが、みんなが喜ぶ声を想像していたから……現実は喜んでる場合じゃないんだねぇ〜。お兄ちゃんは、これからが大変で……パパとママと3人で乗り越えて行かないとなんだよねぇ〜。この時の私は、この先、お兄ちゃんに何が起きるのか……どんなことが待っているかなんて、分かるはずもなく……その日、その日を生きていた。


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